ABOUT

「野の畑 みやた農園」は、野菜を無農薬・無化学肥料・露地栽培・不耕起で育てています。


移住までのストーリー

鹿児島大学農学部にて、熱帯稲作を専攻し、大学卒業と同時に埼玉県の有機農業の先駆者でもある金子氏のもとで有機農業の研修を受けました。そして、1990年12月から1992年12月まで、アフリカのセネガルにて青年海外協力隊として、稲作を指導してきました。帰国後、山口県宇部市の山村にて養鶏・有機野菜・稲作を約9年、その後、山口県立総合支援学校等で農園芸等の指導を9年していました。

教員をしながらも、「百姓をやりたい」「野菜を作りたい」「お米を自分の手で作りたい」という気持ちは、心の奥にずっとあり、2011年の春から、どこか良い場所は、ないだろうかと九州や山口県内を探し始めました。

でも、なかなか、心にピンとくる場所がなくて、諦めかけていた時「そうだ、周防大島に寄ってみよう!」と大島大橋を渡り、この島に足を伸ばしました。そして、瀬戸大橋を渡り、足を踏み入れたとたん、その海の碧さと里山の深い緑に感動しました。この時、心は決まりました。「ここで農業をしよう!」と。それが、2012年の5月でした。

まったく候補にも上がっていなかった場所でしたが、「こんな素晴らしい自然の中ならば、きっと美味しい野菜ができるはず」「温暖な気候は、野菜作りに適しているし、放棄地なら過去の除草剤や農薬の心配もないし、土には、微生物がいっぱいに違いない!」「ミネラル豊富な海藻も里の竹も肥料として使える」「ここは、宝の島だ!」と。

知れば知るほど、島を巡ればめぐるほど、好きになり、魅かれ、気持ちはゆるぎないものになりました。決心したその年の11月には、空き家を紹介してもらい、冬の間、島にせっせと通い、空家を片付け、床を張って台所を作ったり、庭を手入れしたりしたり、子ども達のものをそろえたり、移住準備に精を出しました。

そして、2013年4月、晴れて、家族4人(当時息子小4・娘小2)で、この瀬戸内海に浮かぶ周防大島に移住し新しい農家人生をスタートさせました。人とのありがたい繋がりで3つの放棄地と巡り合い、チェーンソウと草刈り機とスコップで開墾しました。そして、2018年には、また、新たに4つ目の開墾に着手しました。

それぞれの畑は、キュウリ、トマト、里芋、ブロッコリーなど季節の野菜がたくさん実っています。

畑には、それぞれ個性があってどんな野菜がどんなふうに育つか今もこれからもワクワクしています♪

そうそう、妻も青年海外協力隊員でした。(・・・余談ですが・・・笑)

写真:KOBAYASHI STUDIO 小林 健一 http://kobayashistudio.net/

◎ 大事にしていること

自然のもの・自然に還るもの・自然の力・ 土本来の力・微生物の力



◎ 手作りしています

“島で採れるもの・循環するもの”にこだわり、海からは海藻・海水を。山からは、竹を伐採し竹チップ・竹炭を自分で作り撒いています。

★  畑の紹介 ★

「野の畑」の5つのうち4つの畑は、どこも、もとは10年以上の放棄地でした。でも、人の手が入っていなかった分、荒れてはいましたが、土の中は農薬などの余計なものが入っていない、微生物でいっぱいの宝の畑でした。


〇 里の畑 - 日前郷 -(大光寺)

2014年開墾。家に近いこの畑は、山に囲まれており、夏は涼しい気候を好むキュウリ、日陰でもすくすく育つ里芋、山芋。
冬はゆっくり時間をかけて育つ蕪、大根、人参を育てています。


〇 島の南の海の見える畑 - 家房 -

2015年開墾。島の南に位置するこの畑は、日差しが強く、雨もよく降ります。
夏はトマト。秋には玉ねぎや空豆が育っています。


〇 島の北の海の見える畑 - 日前浜 -

2016年開墾。R437沿いでアクセスしやすい場所にあり、日当たりがよく、長ネギ、インゲン、里芋を中心にお日様が好きな野菜を育てています。


〇 里の畑 - 日前郷 -(貞広)

2018年1月より開墾。約20年程の放棄地ですが色々な野菜を育てます。
こちらの開墾の様子を「開墾記」にてまとめております。ぜひご覧ください。


〇 里の畑 -日前郷-  (新屋)

2019年春から使わせてもらっています。以前は、ミカン畑だったようで、引き継いだ時はミカンの根っこが数本のこっていました。道をはさんで用水路があり水が豊かに流れています。


〇 小さな果樹園  2018年より世話をさせていただいています。栗、レモン、ライム、柚子、花柚子、日向夏が数本づつあります。もちろん、無農薬無化学肥料で育てています。海風も吹き木の根元に海藻も撒いて、大島の味になってます。

・初夏 ブロッコリー、じゃがいも、インゲン、スナックエンドウ、空豆、長ねぎ、蕪、リーフレタス、

    ズッキーニ、ニンニクなど

・夏 オクラ、モロヘイヤ、きゅうり、ナス、ピーマン、インゲン、ニンニク、玉ねぎ、カボチャ、オクラ、

   ズッキーニ、ミニトマト、万願寺など

・秋 ミニトマト、かぶ、ミニ大根、葉ねぎ ,かぼちゃ、じゃがいも、人参、レモン、ライム、栗、水菜、

   わけぎ、シュンギク、レタスなど

・冬 絹ごしさといも、ダイコン、やまいも、リーフレタス、春菊、曲がりねぎ、ホウレンソウ、蕪、

   さつまいも、ビタミン菜、長崎菜、チンゲン菜、リーフレタスなど


「野の畑」の野菜は、こんなところで買えます!戴けます♪


☆ 出店予定 ☆ 出店予定はfacebookにてお知らせします

島のあさマルシェ (周防大島)  4月~12月 第1,3土曜日開催 10:00~13:00

島のむらマルシェ (周防大島) 年1回秋に開催  令和 1年11月 


アースデイ周防大島(周防大島)年に1回4月第2土曜日に開催 2019年は4月13日(土)開催!


✩ お野菜を使ってくれています ✩

農家民宿ログよねこ (周防大島 西方)

一心うどん (周防大島 三蒲)

石鍋亭 (周防大島 横見)

サブロー亭(周防大島 長浦)

サルワーレ(周防大島 志佐)

発信キッチン (光市) 

KASAHARA HONNY(周防大島 三蒲)

ガンツウ(guntu) (広島市)瀬戸内クルーズ客船

島内の給食センター

※名前をクリックするとホームページへ飛びます

開墾記

4つ目の畑 里の畑 - 日前郷 -(貞広)

移住してから出会った畑は、どれも人伝いです。今回も2017年の暮れにご近所の農家さんが「20年近く放棄されてるところがあるけどやってみんかね?」と声をかけてくれご縁を頂きました。下見に行くと、そこは、竹、大木、蔓に覆われていましたが、日当たりは良く、微生物もたくさんいそうです。そして、様々な手続きをしたのち2018年1月より開墾を始めました。過去3つの畑は、ほぼひとりで、草刈り機とチェーンソーだけで開墾してきました。この4つ目の開墾は、体力や時間のことを考えて、少し機械の力も借りようと思っています。どんな風に開墾しどんな畑になっていくかFBでもお伝えしていこうと思っています。その様子をfacebookに綴っていたものをまとめました。


2018年1月9日【開墾記1】さあ、いよいよスタートです!全部で4つの段があります。昔は、この段々畑でミカンや植木を育てていたようです。それにしても、すごい藪。しかも、けっこう広いです。まずは、草刈り機で、背丈ほどの薮を払っていきます。ここは、どうやらイノシシが夜のねぐらにしていたようで、いたるところにイノシシの掘った穴も多数ありました。とにかく、ざっと、みて数か月かかりそうです・・・。


2018年1月13日【開墾記2】今日は、樹木を5本ほど切り倒しました。それを更に切り分けて、一ヶ所に集めてます。今日は、島の水道管断水で急きょ、クラブが休みになった子供達にも手伝ってもらいました。休耕地になってから10年以上経っているので、どの樹も見上げるほど高いです。

2018年1月14日【郷の開墾記③】薪に使えそうな木を軽トラに運びます。昨日に続いて子供達にも手伝ってもらいます。2日続けての手伝いに少々ふてくされていた中3の息子です。でも、やり始めたら私(喜美子)以上の働きを見せてます。最後の方は、私「力仕事まかせた!」息子「よっしゃー!」とやる気が上昇してました!


2018年1月20日【郷の畑開墾記4】やっと3段目に突入!(全部で4段)樹も多いけど篠竹も群集になっています。今日だけでも、ざっと500本ほど伐採したでしょうか。まだ、まだあります(>_<)。でも、毎年、500本近い篠竹を支柱にするから、ある意味、大助かり!正樹さんが、伐採している側で、娘と私とで2mに切り揃えていきます。あとから、息子も合流。しばらく、休みの日は、家族総出になりそうです。


【郷の畑の開墾5】長い年月伸び続けたカズラが電柱や電線に絡んで大きな簾のようになっていました。今日は、NTTにも来てもらって3人がかりで絡まったカズラをとりました。太いのになると、ツルというより幹みたいでした。カズラの簾が無くなると海が見えました!


2018年1月26日【開墾記6】3段目には、樹がけっこうあって、しかも、ツルが上の方で絡まっているので、正樹さんも難儀している様子。チェーンソウで切り目を入れ、変な方向へ倒れないようにロープを巻いて二人がかりで引っぱります!メキメキって音を唸ねらせながらバザーって倒れる、その様は、‥‥もはや、林業です!ここまででも、ざっと80本は、倒してます。まだまだ、あります。倒すたび、青い空が広がり、光が差します♪


2018年1月31日【郷の畑開墾記7】◆切り株だらけ◆ようやく4段目に突入し、あと20本程を残すのみとなりました。座れそうな切り株‥ツルのからみかたが絵のような切り株‥小鳥がひと休みしに来る切り株まで、株も様々。大中小、ゆうに80本は、切ったでしょうか。


2018年2月9日【郷の畑開墾記8】開墾から出た木で薪に出来そうな太いものだけ‥約1.5mの長さに揃えて薪置き場へ運びました。1年ここに置いておきます。1年して薪にする時、4等分に切ります。たぶん、かるく1年半分くらいは、あるかなぁ~薪に出来ない枝葉は、そのまま畑において乾燥させてから、小雨の日、燃やします。根っこは、そのまま畑に集めておきます。かなりの量です。


2018年2月10日【郷の畑開墾記9】朝から冷たい小雨。予報も一日雨。「今日、決行!」と正樹さん。周りにおうちが沢山あるので、伐採で出た小枝を燃やすのは、小雨が最適なんです!小雨だと火が燃えすぎない。舞い上がる灰が広がらない。雨だと洗濯物を外に干す人はいないので臭いが付かない。カッパ着ての作業だし身体も冷えるけど「もってこいの雨」なんです❄もちろん、消防署にも連絡しますd(^-^)(^_^)v4段のうち2段終了しました!


2018年2月23日【郷の畑開墾記10】4段、全ての樹木を伐り終えました❗数えられないくらいの樹を切り倒しました。15年以上の大物もチェンソー1本で切り倒しました。篠竹は、約3000本くらいでしょうか。この内2400本は、枝を払って長さを揃え支柱にしました。開墾地からの恵です✴ここまでの作業で難儀したのは、蔓(つる)です。樹と樹、樹と電線に絡んでまとわり、普通の何倍も頭と体力を使いました(>_<)電線にからんだところは、NTTとアイキャンにも来て貰いました。すぐに対応してくれて場所によっては、電線を違う方向から引き直してくれたりもしました。いづれにせよ、まずは、開墾の第一段階が終わりました。さぁ、来週から第2段階です!(^_^)v


2018年2月27日【郷の畑開墾記11】残っていた3,4段目の雑木をこの日曜日に全て焼きました。午後から雨で風も微風。絶好の予報。この条件を逃したら次は、いつになるかわからないので決行!丸々一日掛かりましたが、スッキリしました。2枚目はBefore です。ご近所のかたが「頑張るね~❄寒いね」と温かいお茶を差し入れてくれました。心温まりました。


2018年3月14日【郷の畑開墾記12】今週から抜根と道作りをしています。今までの開墾では、全て手作業でやってましたが、ここでは重機の力を借りることにしました。(へへ、年なので(>_<))昔とった杵柄で重機もよく働いてくれてます!


2018年7月10日【開墾記14】4月は、有機JASの申請、5,6月は、他の3つの圃場整備や種蒔き、鉢上げ等で開墾作業が中断されてましたが、7月に入って、なんとか4段のうち1段に畝を作ることが出来ました!ここにもナスやピーマンを植えます。畑には、それぞれ個性があって、この野菜たちがどう育つのかワクワクしています。(上段の3段の畝作りは、次の冬に続行!)